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個数カウンター SD-1000個数カウンター SD-1000

サイトー株式会社製
※2023年2月15日「ぎふものづくり連携倶楽部(G-Club)第6回企業交流会」に参加させていただきました。
※2019年10月17、18日「岐阜県新技術・新工法展示商談会inトヨタ自動車」に出展をさせていただきました。

製品概要

クリーンルーム内で検査員が個数カウント装置 counter sd-1000を操作している

画像処理で部品の数量を瞬時にカウント
Counter SD-1000は、独自の画像処理技術を用いて部品の個数をカウントする装置です。
部品をカメラで撮影し、検出した部品の総数をモニターに表示します。製品の入荷時、出荷時に実施する部品計数作業、員数確認を自動化できます。重量計測計数機や落下式カウンターなど、従来の方法では困難だった微小で軽量な部品もカウントが可能です。

特徴

簡単設定

製品登録画面 ドラッグで部品を囲み、上下左右矢印で微調整して、最後に登録ボタンを押す

製品をドラッグして囲み登録するだけです。
初期設定(品種登録)は部品1つ分の画像を登録するだけで済みます。

位置合わせ不要

位置合わせ不要

ワークの設置位置はラフでOK!専用の位置決め治具は不要です。ソフトの自動位置補正機能によって、カメラの画角内であれば、どこに置いても、どんなに回転していてもカウント可能です。

省スペースな卓上タイプ

撮影装置はエリアセンサカメラ1つで構成されている

装置は搬送部など制御機構がないため軽量、省スペースです。
机の上に置いて、座ってカウント作業ができます。

機能

・マスタ画像の保存
カウント対象の製品単体を画像保存してマスタ画像にします。
・カウント
マスタ画像と一致するチップを認識して数量をモニター上に表示します。
・製品位置自動補正
カメラ画角内の製品位置や傾きを自動補正し、位置決め治具を不要にします。
・カウントレポート
ロット別シートごとのカウント結果をHTML/Excel形式で出力します。

製品仕様

寸法図
ソフト
個数カウントソフトウェア+USBキー
1ライセンス
カメラ/ケーブル
CMOSイメージセンサ(カラー)/USB3.0
1台
レンズ
メガピクセル対応マシンビジョンCCTVレンズ
1台
アクセサリ
USB3.0ケーブル(A-microB)
1本
照明
トレース台(LED)
1台
筐体
幅414mm×奥行440mm×高さ363mm
1台

PC最低動作環境

CPU
Intel Core™ i3 以上
OS
Windows 10(64ビット)
メモリー
4GB(DDR4) 以上
GPU
インテルCPU内蔵グラフィックス630 以上
USBポート
USB3.0ポート×1

自社導入事例

製品 シート上に貼られた1個400μmのセラミック製品
課題
  • 製品の数量カウント作業が手作業なため、時間がかかる
  • 製品の受注が多くなるにつれ、数量カウント作業も増えるため、検査員を増員する必要があり、人件費がかかる
導入結果

数量カウント作業の流れと時間

作業項目 従来(分) 導入後(分)
数量記録用紙に受入数までを記入する。 0.50
顕微鏡検査にて、不良品として落としたものをマジックでマークしたもの又は穴あき(製品を取り除いている箇所)をカウントする。 18.00
数量記録用紙に不良数・穴あき数を記入する。 1.00 1.00
電卓にて、受入数量から不良数・穴あき数を引いて良品数を算出し、数量記録用紙に記入する。 0.50
合 計 20.00 1.00

数量カウント作業時間比較

95%削減

従来の方法だと1シートにつき20分かかっていた数量カウント作業が、個数カウント装置を導入したことにより1分でカウント作業が完了し、95%の工数削減ができた。
さらに、機械を使っているためミスが減り、クレームが減った。

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