異常発見機 MTSD-1000異常発見機 MTSD-1000

サイトー株式会社製

製品概要

トレイ製品の方向違い・表裏違い・重なり・欠品・異品種を検出する
トレイなど格子状の穴がある治具に収められている製品が正しい状態か判断します。数行数列あるトレイの穴すべてに正しく製品が入っていればOK表示し、間違った方向で収まっている場所や裏返しになった場所、製品が2つ重なっている場所、製品が存在しない場所、違う品種が入っている場所があればその場所を枠で囲い、その数を表示します。

  1. 登録

  2. サーチ

  3. 検知

特徴

”正常ではないもの”を見つける

間違えた方向で詰められていたり、同じ箇所に2枚重ねて詰められているものなど、正常ではないものを検出します。

簡単設定

簡単設定

製品の正常な状態を撮影し、登録するだけで初期設定は完了します。

高速判定

高速判定

独自の高速化技術により、1秒以内に結果がモニターに表示されます。

自動撮影&判定

自動撮影&判定

トレイの有無を画像処理によって自動的に検出し、カメラの下にトレイを置くだけで、判定がスタートします。
判定スタートボタンを押す動作が不要で、検査員の操作の負担を軽減できます。

自社導入事例

製品 格子状の穴がある治具に収められたセラミック製品
課題
  • 方向違い、表裏反転、抜け、2枚重ねの4つの異常を見つけるために3つの作業工程に分かれて検査しているため、検査時間が増えている。
  • 数え間違いにより、集計の不一致が発生している。
導入結果
  1. 異常がないか目視確認
  2. 装置導入
カウント作業時間比較
クレーム件数比較
従来 装置導入
最終確認作業時間 5.00時間 1.78時間
集計時間 0.25時間 0.08時間
合計時間 5.25時間 1.86時間

最終検査及び集計作業において、1Lotあたり5.25時間の作業時間を装置を導入により、1Lotあたり1.86時間になり約64%時間を短縮することができた。さらに、漏れが無くなりクレームが減った。

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